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ジュリーライブ2015

今年もジュリーのコンサートに行って来た。
8列目の中央で真正面にはっきりとジュリーの顔が見られる席で、
最後までスタンディングで踊っちゃいました。
良席をありがとございます~♪H♪さん

ステージ上に登場したジュリーになんとなくちょっと老いを感じた。
頬から顎にかけての白い髭がちょっと老けて見えて、
そっか~ジュリーも67歳かぁ~と感慨にふけってしまったが、
このライブ前日に38.8度の発熱で病院に行っていたそうだ。
その前日には神戸でのライブをこなし、身体が疲れると思ったら
熱があったんだそうだ。
ジュリー、凄すぎる!
高熱が出ても、出た後も、2時間以上のステージなんか出来ないでしょ。
普通の60代後半にはね。やはりジュリーは並みじゃない。
10月は全国を回り18ステージをこなすらしい。

今回のコンサートは、去年自死された加瀬邦彦さんの追悼コンサートのようだ。
ジュリーの曲と言えば井上堯之、大野克己、加瀬邦彦と思ってはいても、どれが
誰の作曲なのかをことさら意識していなかった。
あ~そうなのか、「危険な二人」も「許されない愛も」も「追憶」も
「TOKIO」も「あなたへの愛」も
美しく切なげなメロディラインのヒット曲のほとんどが加瀬さんだったんだぁ。
ワイルドワンズのメンバーだった鳥塚氏からの電話で加瀬さんの自死を聞かされ、
二人で号泣したと言う。
加瀬さんとふたりで行ったヨーロッパ旅行の思い出をひとしきり語って、
「胸いっぱいの悲しみ」とはあまりにもぴったりで悲し過ぎる。
恋心を歌ったバラードだが、若い時のジュリーは、加瀬さんを偲んで歌うなんて
思ってもいなかったでしょうに、まるで暗示しているかのような歌詞で泣ける。
♪♪
これでもう逢えないと
あなたの瞳に
こらえた涙をみた時
ぼくには何も出来なくて
聞けばまた 辛くなる 
今更一人で
あの頃流行った歌には
あなたの楽しい思い出
♪♪
作詞が安井かずみさんだったと今更思うと、彼女もまたすごい人だったなと思う。
そのかずみさんは20年も前にこの世を去っており、
かずみさんの伴侶だった加藤和彦氏も5年ぐらい前に加瀬さんと同じ自死だった、
あの時もショックだったなぁと思いいたる。
時の流れを感じるとともに、人生の痛さを感じるなあ。

さて、こんな折「我が窮状」をもしかして歌うのかなと思ったのだが、
この場におよんではもう歌わなかった。ジュリーはこの国を見限ったのか・・・
今年もまた3.11に原発などをテーマに4曲出しており、感動的に歌い上げた。
ふくしまを発信し続けるジュリーの気持ちが、この国の心髄に届けばいいのだが・・・
by lalamaro | 2015-09-26 00:20 | 音楽とかライブとか